庭のフェイジョアの実を食べてみたら超おいしかった件

今年は例年にも増して仕事がかなり忙しくて、

ありがたいことですが複雑な心境です。苦笑

というのも11月こそは旅行に行こうと思っていたからです。

 

どうして忙しいかというと、

偶然にも様々なクライアントさんからのご依頼の納期が、

見事に重なってしまったという事情なのですけども、

まあ、GOTOもなくなりそうですし、

そろそろ冬風邪の季節で「外出控えましょう」的な雰囲気も出てきましたし、

まあ、仕方ないですね~。泣

 

そんな時はガーデニングしかありません。笑

本当、庭のある家で良かったですよ、

まるでコロナを予想していたかのように、

旅行代わりのガーデニングとして普段以上に楽しめております。

 

今日は庭の実のなる木「フェイジョア」の実を食べた話です。

正直なところ、実ったところで放置するつもりでしたけど、

試しに食べてみたら超おいしかったという話です。

 

フェイジョアの実がなったのは運が良かったのか?

さて、フェイジョアの木は新築時に外構屋さんからの提案でした。

偶然なのか最近の流行りなのか、

複数の外構屋さんからフェイジョアの木を提案されていました。

 

しかし、このフェイジョアの木は植えてから災難が続き、

そのうち枯れてしまうのではないかと心配していたほど。

 

新築当初、秋に外構工事が終わり冬が過ぎて春を迎えようとした時、

葉っぱがスカスカになってしまったのです。

その時の話は、こちらに書いてます。

https://tanukoro.com/karehoshou/#i-6

恐らく植えたばかりだから、まだ根付いてなかったのかなと、

いろいろと推測しましたが真実はフェイジョアのみぞ知る。。。

 

調べると南国の植物なので、フトモモ科の常緑低木とはいっても、

寒いと葉っぱが落ちることはあるみたいです。

でも、まあ結果として葉っぱが生えてきたんでOKですけどね。

一安心したものの、その次は台風です。

せっかくスカスカ状態から復活して葉っぱが生えてきたのに、

台風のせいで木の上の方がバキっと豪快に折れてしまったのです。

https://tanukoro.com/kasaihoken-gaikou/#_etc

これまた枯れてしまうかと思いましたが、

なんとか生き延びて今に至ります。

まあ、ここまでいろいろな災難が続いたのに生きているフェイジョアは、

もしかしたら丈夫な強い木かもしれないんですけどね。

 

植えて2年目のフェイジョアの様子

さて、2年目の今年の冬は温暖だったからか、

前年のように葉っぱが落ちてスカスカになることはありませんでした。

3月のフェイジョアはこの通り元気でした。

そして、そのまま夏を迎えようとした時でしょうか、

なんと昨年は(多分)咲かなかった花が咲いたのでした!

咲いたのは確か梅雨時の6月ですね。

しかし亜熱帯の植物だからでしょうか、花の形も色も独特です。

ケバイというか毒々しいというか、なんというか派手ですね。苦笑

今年から我が家にやってきたハイビスカスに印象が似てます。

こちらはハイビスカス。

フェイジョアは真ん中の「おしべ」がたくさんあるので、

なんとなく異様な(見慣れない)印象なんでしょうね。

ハイビスカスも個人的に見慣れてない花だったので、

最初は異様に見えましたが、こうしてフェイジョアと並べると、

ハイビスカスが普通に見えます。苦笑

 

フェイジョアの実がなった!

さて、花が咲いてからは放置状態。

前回のブログでフェイジョアの「自家不結実性」を書きましたが、

さほど果実に期待してなかったので何もしませんでした。

本来は、おしべの部分を指でつまんで、

めしべに受粉させるのがセオリーらしいのですが、

まったくもって完全放置でしたねー。苦笑

なので、まさか果実ができるなんて思ってもみなかった。

思ってもみなかったので、その途中経過の写真がなくて、

実が大きくなっていく様がわからない。。。

 

ていうか実は、花が終わった後に、

実のようなものができているのを見つけたのですが、

あまり気に留めなかったのです。

 

どうせ虫にやられちゃうだろうなとか、

そんな感じで最初からあきらめてました。

フェイジョアは実が落ちたら収穫?

そしたら、11月の初旬でしょうか、

庭を巡回していたらフェイジョアの木の根元に、

果実らしきものが転がっていたのです。

 

「しまったー!」

と思いましたね、フェイジョアの実が木から落ちていたのです。

その一部は腐ってまして、後悔先に立たずとはまさにこのこと。

 

もっと丁寧にチェックしていればよかったー!

でも仕方ありませんね、なんとかきれいな実だけ拾ってみることにしました。

ていうか、まだ青いし堅そうだし、

こんなもん食べられるのでしょうか?

 

しかし、この果実を花に近づけてみると、

ものすご~い香りの強さ!

皮も剥いてないのに芳香剤のような香り、これはすごいなあ・・・。

と、かなり興味が出てきました!

 

そこでネットで調べてみますと、フェイジョアの実は木から落ちた時が収穫時とのこと。

へー、そうなんだー!

じゃあ、まだ望みがありますね、食べられるかもしれません。

勇気いるけどね。。。

フェイジョアは南国風味で超おいしい果実だった!

さて、もう少し調べてみるとフェイジョアの実は、

収穫したら1週間くらい置いておくそうです。

触ってみたときに少し柔らかくなったら食べごろらしいです。

食べる直前に冷蔵庫で冷やしておくとベスト。

 

と、言われても、ベストな柔らかさとか初めてなので判断に迷います。

なので、1週間したら柔らかさは無関係に食べてみることにしました。

果実の硬さは「ぐにゃぐにゃ」ってわけでもなく、

ちょっと弾力があって、へこむかなってレベルです。

 

固いと言えば固いかなって手触りだったので、

もう少し熟成させてからでも良かったのかもしれません。

 

妻に皮を包丁でむいてもらって、はい、この通り!

勇気を出して食べてみますと、

おぉぉ、これは美味しい!!

 

味はグアバでしょうか?

ってグアバって食べたことないんですが、むかし缶ジュースでありましたね。

サンガリアのトロピカルドリンクって感じの味です。

(ありがとサンガリア♪あんたもサンガリア♪って懐かしいね)

 

しかも、ビックリしたのは、かなり強烈な濃い味ですね!

芳香剤を食べているというか、子供の頃に食べた甘いガムというか、

それがミントのように鼻から頭の後ろにかけて風味がガツンと登っていきます。

 

これは何とも表現が難しい味です。

 

グアバ、パイナップル、洋ナシ、キウイ、

この辺を合体させて味の濃度を5倍くらいにした感じ

味がかなり濃いので、好き嫌いがありそうですが、

僕はかなり気に入りましたね。

妻は、おしいいけどたくさんは食べられないって言ってました。

 

ちなみに、断面はこの通りです。

真ん中にゼリー状の部分がありまして、

ここがおいしいと言われているのですが、

なんだか果実が小さくてよくわかりませんでした。苦笑

あと、若干のジャリジャリ感があったのですが、

ジャリジャリの触感がある場合は、少し食べるのが早すぎの証拠みたいです。。。苦笑

やっぱ、もう少し熟成させてからの方が良かったみたいです。

 

あと、強烈な甘みと酸味の中に、ほんの少し苦みがあるんですが、

果実の周りの皮に近い部分は苦みが強いらしいです。

なので、もったいないからといって、

あまり皮は薄く向かない方がいいみたいです。

 

なので、半分に切ってスプーンですくって食べると、

食べながら苦い部分を避けたり調節できて良いかもしれません。

 

フェイジョアはあまり普及してないみたい…

結局、我が家のフェイジョアの木に実った果実は数個程度。

しかもサイズも小さくて、あまり食べた感じがしませんでした。

 

でも、少しの量でも強烈な味覚に魅了されてしまったので、

ネットで果実を買おうと思ったんですが、

いやあ探してもあまり売ってませんね。。。

11月半ばを過ぎて少し流通が増えた感じはしますけども。。。

ちなみにネットで売ってたかと思ったら、たいてい苗の販売です。

たまに売ってるのを見つけても農場からの直売とかなので、

量が多いのでやめました。

1つ2つでいいんですよね~。

というのもフェイジョアって色んな品種があるみたいで、

品種ごとに味が異なるらしいのです。

どの品種が良いのか、あまりよくわからないですし、

もしも自分の舌に合わない品種をたくさん買ってしまったら怖いですしね。。。

 

あと、スーパーで売ってるとか言ってる人もネットで見かけましたが、

もしかしたら運が良ければ道の駅とかで売ってるかもしれませんね。

フェイジョア専門じゃなくでも、農家の人が5,6本とか畑に植えてるかもしれませんし。

 

というわけでフェイジョアの木の実の話でした。

我が家の場合は、とくに自家受粉しなくても、

そこそこ実がなったのですが、来年は手作業で受粉させてみようかなって思っております。

たくさん受粉させると果実も大きくおいしくなるそうですし、試してみたいなあと思います。

 

いやあ、やっぱり実のなる木は楽しいですね~。

以上、ご参考になれば幸いです!

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