ポツンと一軒家を建てる方法(まだそんなこと言ってる自分…笑)

まだ住林さんの新築に引っ越す前の話ですが、

外構の話の流れで「ポツンと一軒家」のブログを書きました。

先日、またしても「ポツンと一軒家」のスペシャルがやってましたので、

録画してまで見てしまいました。笑

このテレビ番組の面白いのは、田舎の山の中に、なぜポツンと家があるのか?

という一種の謎解きみたいな部分と、

そして、その謎解きの中であらわになる(最近似たようなテレビ多いですが)「家ついて行っていいですか?」みたいな人間ドラマです。

 

いまだかつて「ポツンと一軒家」に住んだことが無いという事実

なぜ、ここまで「ポツンと一軒家」が見たいかと言いますと、

それはもう、自分がポツンと一軒家に住みたいからであります。笑

 

ぼくもかなりの回数家を建てたり別荘だの、引越だのしてきましたが、

いまだかつて、リアル「ポツンと一軒家」に住んだことがありません。

 

僕が以前に田舎暮らしをしていた家も集落の中の土地です。

一方で「別荘」は比較的「ポツン」でしたが、

それでも(下の写真から見えるように)隣家が近くに数軒ほどありました。

しかも畑に囲まれてましたから、常日頃、畑仕事をしてるご近所さんと目が合うんですよね。

なので、僕が庭で芝生やら花を手入れしてると、

ちょくちょく「何やってんだー?」「野菜をやるぞー!」って声を掛けられました。

まあ、それはそれで嬉しいんですけどね。。。苦笑

 

この別荘エピソードについては他にもいろいろあったのですが、

下のブログにまとめてありますのでご覧ください。苦笑

なかなか現実には、シーンとした鳥のさえずりや水の音だけが聞こえるような大自然の中で、

リアルにポツンという状況は作れないものなのです。

 

ポツンと一軒家に住む方法

ところで、そんなに住みたいなら「ポツンとした土地」を探せばいいじゃん、と思いますよね?

でも、本当に山の中にポツンとあるような物件って少ないんですよ。。。

 

不動産屋さんいわく、出てもすぐ売れちゃうそうです。

いや、出る前に売れちゃうこともあるそうです。

つまり、物件数が少ないレア物件で、かつ、人気物件なのです。

そりゃあ資金があれば手に入ります。

ぼくも物件情報を毎日見てる時期がありましたが、

たまに「山」がまるまる1つ売ってることありますからね。笑

まあ「山」でなくても5000坪くらいの山奥の売地とか。

そこまで広いと、すごく高いですけどね。

買えませんけどね。苦笑

 

でも山の中の土地なんて素人は買えません

それでも、たまーに山の中のウン千坪の敷地が、なんと、1000~2000万円くらいで売ってることがあるんですが、

でも、そんな土地は住宅地としては怖くて購入できません。

 

まず、造成にお金がかかります。

家を建てる部分だけ平地にしなければなりませんが、造成費用って意外に高いのです。

 

樹木も伐採するのに1本何万円とすごいお金がかかります。(しかも、何本生えてんだ?って話)

不動産屋さんも、「自分でユンボ借りて伐採できるレベルじゃないと山は買っちゃダメ」って言ってましたね。苦笑

さらに、電気も来てないですから電柱を引かねばなりません。

東電に確認すると電気が無い土地でも、基本的に電柱を引くのは無料ですが、

場所次第で、有料になっちゃう部分もあるかもしれないとのこと。(けっこう高かった記憶)

 

もちろん、都市ガスもなければ水道もないです。

プロパンはOKにしても、井戸は掘らなければなりませんね。

でも、掘ったところで、綺麗な水が出るとは限りませんからね、

田舎暮らしの先輩でもあります、近所の老夫婦の話では、

30mの井戸を掘ったけど、水が臭くて飲めたもんじゃないから、

さらにバカ高い追加費用を払って、50~60mくらい掘ったとか言ってましたし。

※ 深井戸用ポンプも必要です。

と、このようにインフラが整備されてませんから、ライフラインが不安定なのは覚悟しなければなりません。。。

リアルな陸の孤島に住む覚悟があるか?ってことですね。

ちょい厳しいですね。。。

 

犬の散歩で出会う「ややポツン」な一軒家

もちろん、ポツンと一軒家でなくてもOkですけどね。

住林さんの新居に引っ越してからというもの、犬の散歩が今までよりも楽しみになりましたし。

やっぱり、田舎のほのぼした風景を見ながら散歩できるって癒しになります。

それで十分なのであります。

旧宅は国道沿いで車がビュンビュン走ってて、近所に犬の散歩に行くのは怖かったくらいですからねー。

商業地と住宅地でしたから景色もイマイチですから、

毎日わざわざ海が見える公園まで、はるばる車で散歩に行ってたくらいです。。。

それを考えたら、本当に良い場所に引っ越すことができました。

 

・・・でも、気がついちゃったのです。

新居に引っ越してからの犬の散歩コースに、ポツンと一軒家があるなーって。(遠くの方にポツンと。笑)

いいなあ、こんなところに住みたいなあ。

ていうか、分譲地から歩いて20分ほどの近い場所ですので、、、もうね、、、めっちゃくちゃ後悔というか・・・。苦笑

ここを通るたびに「やるせない気持ち」になるという、、、探せばこんな土地があるのかと。。。苦笑

 

平地のポツンとした土地はもっと売ってないという事実

でもね、こういう平地のポツンとした土地って、そもそも売ってないから仕方ないんです。

こういうところに建ってる家って、ほとんど農家さんです。

つまり農地でありまして。。。

農地は「農業をする人」にならなければ購入できないと法律の定めがあるのです。

 

たまに農地じゃなくて見つけた!って思っても「市街化調整区域」の土地だったりします。

つまり、そもそも法律的に家を建てられない土地です。

 

まあ例外はあるのですが、それでも厳しい。

その辺の話は以前にもブログに書きましたけどね。

なかなかスンナリ買わせてくれないのです。

土地は縁のある人しか買えないって、よく耳にするけど本当だなあと思ったりしましたね。。。

 

ド田舎には市街化調整区域が無い

とはいえ、ブログのタイトルに「ポツンと一軒家を建てる方法」と書いたからには、

それなりの回答をしなければなりませんね。

 

農地を転用して買うとか法的な裏技を使うとかじゃなくて、

比較的、簡単に、かつトラブルなくポツンと一軒家を建てるには、

ズバリ、ド田舎の自治体を探すことです。

 

ぼくが最初に田舎暮らしをしていた自治体、その後に購入した別荘もそうなんですが、

その自治体は、あまりに田舎過ぎて、市街化調整区域という地域がありません。

つまり、どこにでも建てていいよってことです。(農地とかはダメですよ)

しかも最近は過疎ってる自治体は移住者への支援が凄まじいですから、いろんな恩恵も受けられます。

 

なので、不動産屋さんのWEBサイトをまめに見ていれば、

けっこうポツンな土地を見つけることができます。

良い土地を見つけたぞ!って思ったら「資材置き場専用」ってパターンは土地探しの「あるある」ですが、

そういうことがないんですよねー。

 

そして田舎の不動産屋さんんに、良い土地があったら声かけてねと言っておくことですね。

さらに、ちょいちょい顔を出せば、いい土地出たよって未公開物件を教えてくれます。

別荘もその方法で発見しましたので。

 

以上、ご参考になれば幸いです。

おすすめの記事