神と悪魔

「君たちは愚かだな、自分自身を滅ぼしてしまうものを、それと知らずに作ってしまうんだから。

おっと、訂正させてくれ、君たちは賢明だな。

最も危険な者たちを滅ぼしてくれるのだから。

君たちに感謝しよう。」

 

悪魔の囁きは新しい世界と同様に、誰もが手に入れることができる。

それを手に入れた者は時に世界を破滅へ導くが、往々にしてニュースにもならない小さな犯罪程度で終わる。

 

多くの人間は神と悪魔を区別できない。

悪魔の声を、神の声と勘違いすることは往々にしてある。

 

そもそも人間が作り出した神と悪魔のイメージをそれらに当てはめてはいけない。

神は時に悪魔的であり、悪魔は時に神的であるからだ。

そして悪魔の囁きは実に論理的で整合性が取れているように聞こえるからだ。

 

新しい世界にも神と悪魔は存在する。

それは精妙なバランスの中に存在する。

新しい世界では神も悪魔も精妙なバランスの中に存在する不可分の存在である。

精妙なバランスそれ自体が神と悪魔だと言い換えても差し支えない。

 

ただし、新しい世界を迎えて初めて神と悪魔が和解したわけではないことは先に行っておかなければならない。

なぜなら新しい世界はもう既にそこにあるからだ。

 

それに現在の世界でも神と悪魔は一心同体で不可分の存在であり、精妙なバランスそのものであるのだ。

ただ、人間が気がつかないだけである。

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