コロナ後の世界を作り直す

コロナ後の世界を新しく作り変える

コロナ前の世界の記憶はない。

 

ここはどこだ、シムシティの世界?ゲーム?舞台は真っ白で、なにもない。

ここに街を作ることになるのだ。

街づくりのメンバーはたくさんいる。

 

道路を引いて、建物をつくり、森をつくる。

あれれ、木の部品がない、どこだろう、オッサンに聞いてみたら「すぐそこだ」と嫌な顔して返事。

あぁ、見つかった、木の部品だ。

ここに木を植えよう。

 

段々と白いキャンパスが埋まって、大きな街ができてきた。

しかし、街づくりが下手くそな奴もいるんだなぁ、もっとうまくつくれないものか。

子供が作ったんだろうか、あそこだけサイズ感も雰囲気も異なる。

どうも、ところどころ歪な形の街になっているが、まあやむを得ないだろう。

電車も走り始めて、車も自転車も、人々が行き交い始めた。

 

僕は中学時代の友達I山の自転車の後ろに二人乗りしていた。

I山は猛スピードで自転車をこぐ。

すると前方から複数の自転車に乗った学生たちが走ってきた。

ぶつかる!

そう思ったら案の定ぶつかった。

 

そこに警察ではないが第三者が現れた。

僕たちに向かって話す。

「相手がぶつかってきたので君たちは悪くないよ。

でも、よかったね、もしも君たちが加害者だったら当局が飛んできて注射を打たれてしまうところだったね。」

妙なことを言う人だ。

 

この人はいったい誰だろう?

よく見るとテレビでおなじみの厚労省の麻薬取締官のオバサンだ。

そうか、事故を起こすと薬物中毒者に疑われてしまうんだな?

当局が飛んでくるって、管理が徹底した世の中になるんだな、コロナ後は。

 

僕たちとオバサンは街の中を歩いた。

横断歩道を歩いていた時にオバサンは懐から注射器を取り出した。

「ちょっと見本を見せてあげましょう」

そう言ってオバサンは自らの腕に注射を打って血液を採取し始めた。

キモチワルイことをするオバサンだ。

 

さらに歩くと、サラリーマン時代の後輩M君が現れた。

ちょっと尖った感じで結局転職して別の大手に行ったM君。

やっぱちょっと尖った感じだが笑顔でこっちを見て、街並みの向こうへ歩いて行ってしまった。

 

舞台がガラッと変わってトイレにいた。

汚物がまき散らされている汚いトイレだ、こんなところで用を足せるか!

そうか、朝だ、トイレに行きたかったんだ。

僕は目を覚ました。笑

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